大寒の養生

大寒

1月20日前後からの2週間

 1年の最後の節気

大寒の到来は冬の終わりを告げ

農業が忙しくなる春を迎えるために

準備をします

大地にはすでに春が訪れています

 

大寒の養生は“無欲防病”

人の体も春に向けて変化する時期です

 

痒くても掻かない

皮膚が痒くても掻きむしってはいけません

痒みの特徴は長期・反復・全身性など

冬は乾燥して痒みが増しますが、

皮膚を傷めると感染しやすくなります

 

予防には

  • 水分補給
  • 新鮮な果物野菜を食べる
  • トウガラシなどの辛辣、刺激性の食事とアルコール度の高いお酒は避ける
  • 熱い湯につからない     など

手足はゆっくり温めて

手足が寒いと暖房で暖めますが、

冷えた手足は急に温めないで下さい

冷えると血管が収縮して血流量が減ります

急いで温めると血管がマヒして

収縮する力が弱まり血行不良になります


唇の乾燥は舐めない

唾液では水分補給はできません

かえって、乾燥状態を加速させます

唾液には消化酵素アミラーゼが含まれていて、なめた瞬間は潤うのですが、乾燥すると酵素の成分のみが唇に残り乾燥を悪化させます。

亀裂部分から感染を予防するため

水で流しリップクリームで保護しましょう

 

 

そろそろ日差しがまぶしくなります