注意:葛根湯は夏風邪に使わないで

葛根湯は日本のお医者さんが大好きな漢方薬です。

一般の認知度も高いですね。

日本人の風邪のひき方に一番適合しやすく副作用も今まで少なかったからです。

葛根湯は体を温めて利水する。

作用機序を考えると風寒湿邪に適応します。

冷えて後頚部がこわばりのどが痛い、透明な鼻水が垂れる。

などの症状に合います。

一番のポイントは冷えて水分が停滞することです。

 

先日日本に帰国して暑くて風邪ひいた。

というお客様が、早く治したくて葛根湯を飲んだけれど3日目に熱が出て7日たつが治らないとおいでくださいました。

 

それもそのはず、体には熱がこもりすぎていました。

熱が水分を焼いてしまっているのでネバネバの痰が肺に絡まっています。

ここに葛根湯を用いると、熱に熱を与えて悪化するか治りが悪くなる。

誤治です。

 

お医者様の処方がなくても簡単に購入することもできるので、自己判断で前に治ったから飲もうとされます。

知らずのうちに悪化させてしまわれたと思います。

 

漢方の風邪薬は季節と体質、体調に合わせたものがたくさんあります。

今年のように暑すぎるなつは、容易に選ぶと大変なことになります。

お困りの際はご相談くださいね。