夜間の痒み

季節が変わり、痒みの種類が変化してきました。

気温と共に湿度が低下してくると、乾燥の痒みが出てきます。

特に体の中の潤い部分に関係がある陰と血が不足している方は、この時期夜間の痒みが強くなり、日中の痒みは減ってきます。

 

肌は表にあるため、乾燥した空気にさらされることも乾燥する一つの原因ですが、栄養分の供給が表まで到達しないとさらに乾燥します。

 

お腹がカサカサして皮膚がめくれあがる方は、ストレスなどによる鬱熱が皮膚にこもっている場合がありますので、少し方向性は異なります。

 

一般的な養生学では、秋は血燥のコントロールをするために補血をするのが基本です。

本格的に補血するのが面倒な方は、蜂蜜を寝る前に小さじ1杯程度白湯に溶かして飲まれると体調のコントロールができますよ。