穀雨の節気に入り気温の上昇が加速すると、気温は高いのに体の調子が優れないということが起こります。
気温が高くなったので薄着になります。
しかし、この時期の昼夜の気温差は大きいため暖かくしているつもりが知らずに冷えていることも有ります。
内環境の保持、外環境との協調平衡を保つことが大切です。
春になると肝気旺盛になり陰血不足の場合、気の方向が上・外に向き易いです。
このため、皮膚の赤味・のぼせ・背中の痛み・肩こりなどの症状がでやすいです。
この気の方向性をコントロールし内環境を保ってください。
気温差でこの内環境は簡単に崩れます。
これを防ぐための一つの手段として、冷える時間には
『冷えを感じなくても一枚多く衣類を着る』
ようにして外環境と調和して下さい。
特に肩・背中が冷えると調子を崩しやすいようです。