『春眠暁を覚えず』
というくらいに春は眠い季節です。なぜ春なのか?
また、食後眠い人も多いです。
当たり前のようで考えると答えにたどりつかない『眠い』現象
結論からいえば血虚です。
春になると人体の陰陽は入れ替わり、内にこもっていた陽気が外に向かいます。簡単に言うと新陳代謝が活発になります。
そのため、体表部分に大量の血液が供給され内側部分の血液量が減ります。
つまり、脳の血液量が少なくなるということです。
血液は栄養物質ですので少なくなると脳の働きは鈍り、結果眠くなるということです。
食後の場合の考え方は、上述した体表部分ではなく消化のために血液が消化管に供給されるため脳の血液量が減り眠くなります。
言われれば、『そうそう』と言うような話ですが、この春の血虚は肝風を巻き起こす原因になるため春になる前に補血の食品でしっかり補ってください。