今年もあと3カ月と少しになってしまいました。
時間はあっという間に過ぎていきます。
彼岸も過ぎ秋本番に入ろうという季節。
『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉から、昔の人は自然をよく知っていたんだなあ。と父がいうので、養生学を知っている私は『?』なぜ、当たり前のことを言うのかなあ?
と思っていました。
現代社会において農家の人でも陰陽学で物事を考えることは少ないですよね。
漢方を知る上で陰陽学は第一歩です。自然の流れも知っていなければ効果が出にくい場合もあります。
日本の土地においては秋分・春分は自然界の陰陽が半分ずつ自然界に存在する季節です。
今は、秋分を少し過ぎたので陰が陽よりも少しだけ多くこれから冬至にかけては次第に増えていきます。
この、陰陽のバランスの変わるときは体に不調が出やすい時期です。
なぜならば、体内にも陰陽があり自然界に調和しなければならないのですが日中暑く、まだ夏の食材を摂取したり、冷たい飲み物やアイスをとることで体の熱が取れ過ぎてしまうのです。
この時期の食事はとても大切です。
うまく自然界の陰陽に合わせた食事をしてください。
この時期に夏バテが出やすく、この時期の養生により冬の疾病予防ができるので衣食住行を見直してみてはいかがでしょうか?