白露に入り朝晩すっかり秋の空気に入れ替わりましたね。
過ごしやすく良い季節です。
頭痛に悩まされる方が多く、こちらにいらっしゃる方のほとんどが頻繁に鎮痛剤を使用されていたと聞きます。中には、ラムネかと思うほどに口に入れていたという方や鎮痛剤が効かない状態です。という方もいらっしゃいました。
中医学では頭痛の種類が多く、主に部位や発生時間により分けられます。
その中の一つ、湿性頭痛が今回のテーマです。
探せば、必ず近くにこんな人がいる「低気圧が近づくと頭痛がする。」という方です。常に頭重があり、ぬれタオルを巻いて締め付けられる感じがするという表現が当てはまれば、その可能性が高いのです。
この『湿』という表現は、湿気の湿です。
まさに、良くない水分が体にたまった状態です。
気の不足もあるため、夕方に足のむくみが出やすい。
という方も多いですね。
漢方を飲みはじめて、体内の水液の循環が整ってくれば『そういえば、快適に過ごせている』という風になって来られる方は多いです。
日本は湿気の多い国なので、少し油断するとこういうケースになることもあるのでしょうね。日常生活にも影響するのでマッサージや適度の発汗が大切ですね。