大病を患うと体だけではなく心まで苦しめられてしまいます。
腫瘍は手術できるものとそうでないものがありますが、
今日は手術できる方のお話をしたいと思います。
手術で患部を取り除いても、残存する『がん』がリンパや血流にのり転移したり、再発する可能性もあるので経過観察が必要です。
何か異変があると、すぐに悪いことを考えてしまったり気持ちも安定しにくいデリケートな時期ですので支えになるものがあれば嬉しいと思います。
医師から完治しましたよと言われても不安がある方が、
漢方を求められることはよくあることです。
『がん』が活発になるときには体が炎症を起こしますので
炎症の起きにくい体質に変えてあげることを優先します。
炎症は舌を見ればわかるのでその程度に応じてコントロールします。
炎症が酷い場合は患者様自身も異変に気付き口内炎やニキビなどわかりやすい炎症反応をお伝えいただきます。
舌の状態とそのヒントをもとにどの部位の炎症を鎮めていくか、それにはどの漢方を利用するかを決めていきます。
炎症が酷い場合は、数カ月かけて鎮めていくこともありますが治まれば安定を維持させます。
この間生活で無理な活動や精神状態が続くと炎症が起きやすいので、穏やかに過ごしていただくよう生活にも注意を払います。
続けていくうちにだんだんと不安な症状も減り、検査結果がさらに良くなってくると気持ちにも余裕が出てきて健全だったころの感覚に戻られます。
※舌の状態:中医学には舌診があり舌の状態を見て全身の状態を把握する手段です。
