夏風邪の後

梅雨らしいお天気が続きます。

現在の節気は『夏至』陽気が一年で旺盛な季節です。

夏風邪の後に喘息や鼻漏、蕁麻疹の症状がひどくなり

西洋薬で改善しきらないご相談が増えています。

 

年齢を重ねるにつれて体内に蓄積する不要な痰、瘀血が体調を崩ことで体質を変えてしまうようです。

コロナ禍にもこのような方が増えていました。

これを後遺症という人もいますが、特定の人だけに現れるのでもともと素体に問題があったのではないかと思います。

『今まで病気したことない』という方がほとんどです。

病気している人は、病気が分かった時点で体を気遣うので意外と体質がブレにくいのかもしれませんね。

 

さてこの夏風邪は肺胃痰湿を残しネバネバした痰がなかなか取れず体がとても熱いです。

鼻咽喉の不快が続くので熟睡で、精神的にも辛いです。

効率的な水分摂取は果物や野菜から摂りましょう。

少し季節が過ぎましたが、琵琶がおススメです。

水分量の多いスイカ。桃。梨。ブドウ。など季節に合ったものでも十分です。

痰はサトイモがおススメです。

漢方の服用に合わせて食材も意味のあるものを選び次に風邪をひいても長引かせない対策をして下さい。

 

まずは、エアコンをかけて寝るときは疲れているときこそ寝冷えに注意ですね。

うっかり寝落ちは後々大変ですよ。