先日の続きで、今日も薬用植物についてのお話です。
とても立派なパパイヤですね。
生薬として使用する時の名前は 『木瓜(もっか)』です。
乾燥して刻んで使用します。
薬でもあり、食べ物でもある薬食兼用の品です。
薬効としては、風湿によるしびれ、筋肉の痙攣、脚気に効果があります。
また、消化作用もあるので消化不良にも用いられます。
中国の南の方で主に使用されています。
日本では薬として認識されていないので、漢方薬には入っていません。
パパイヤにはたくさんの酵素が含まれていますので、体の中に溜まったネバネバした水分を分解排泄し効果を出してくれるのでしょう。
胃酸が出すぎている方は食べないようにしてくださいね。