夏のイライラは、『暑いから』とも言えるのでしょうけれども
自然界の陽気と関係することです。
もうすぐ夏至を迎えるこの季節は、北半球では最も自然界の陽気が多い時期です。
それゆえに、陽気のコントロールができない陰分の少ない人は逆に自然界の陽気にコントロールされてしまい
『イライラ・不眠・高血圧・のぼせ・多汗・口内炎』
といった心熱の症状がでやすくなります。
陽気は上昇する性質を持ちますので軽めの症状であれば頭部を冷やすのが一番早いのですが、毎年同じ症状が出る人は冬の間に補陰をしっかりしてください。
症状が出てからよりも早めの養生がお勧めです。
