『日本美肌県グランプリ2014』(ポーラ開催)
2014年に日本で一番美しい肌を持つ県は『島根県』だったと発表されたそうです。
という記事を読んでいくと、気象条件と生活習慣に左右されている部分が多いと書いてありました。
気象条件には『日照時間』と『水蒸気密度』のほかに『肌荒風』なるものが存在するとか・・・
一番知っているのは、関東地方の『からっ風』
この風に皮膚表面の水分が奪われ『群馬県民は乾燥度が高い』などとTV番組で見たことも有りました。
しかし、この地方のみではなく存在するらしいです。
『乾燥型の肌荒風』:茨城、栃木、群馬、埼玉、東京
『突風型の肌荒風』:福井から愛知にかけて、
京都から和歌山にかけて。
など、その他の地域もたくさんありました。
(詳しくはポーラのサイトに載っています。)
TVを見ながら気の毒がっている場合ではなく、当薬局の有る大阪も『突風型』の範囲に入っているではありませんか。
この記事を読んで、いままでビル風だとばかり勘違いしていたことに驚きを隠せません。
肌荒風に勝たなくては!
気象条件は個人の力で変えられるものではないので、まずは自分を守りましょう。
外からの乾燥は化粧品で補えますが、内側が乾いていてはどんなに外から補っても潤わない。
肌のみではなく、咳がでやすかったり、便秘になりやすかったり、痒みがでやすかったり・・・
と『肺燥』の症状が伴っている場合も有ります。
乾燥は、シミ・シワの原因の一つです。
外からの乾燥と内からの乾燥が一緒になると、さらにダメージは大きくなります。
漢方薬による内側からのアプローチは、
ダイレクトに潤わす
乾燥に追い打ちをかけるストレスの軽減
食事による栄養素を体全体に効率よく行き渡らせる
老化による体の機能を回復させる
といった具合に個人個人に合わせた方法で乾燥しにくい肌を作っていきます。
このような困った風の地域にいらっしゃる方は、化粧品と漢方薬を有効に使われることをお勧めします。