産後の不調、虐待しそうで自分が怖い

頑張って妊娠期を過ごし終えたら、妊娠期よりも過酷な子育てが待っていた。

自分にも余裕がないのに子供の面倒をみなければならない。産後で体はクタクタなのに、夜も授乳で眠っていられない。

分かっていながらもしなければならないことに日々追われ、気がつけば精神不安になっていた。


どこの病院に行けばいいものかと市役所に相談に行くと“心療内科”を勧められ、行く気にならずこちらにお話しに来られた方は多いです。

初めは、ご主人に腹が立つ。とおっしゃるのですが漢方を6ヶ月くらい飲んだところで、普通の生活が送れるようになってきました。とおっしゃるケースがほとんどです。

ただ、治りの悪い方や2人目の出産を終えた方は、お子さんの成長につれておしゃべりや行動が増えるとともに体力がついていかず、イライラして子供に手を挙げそうで怖いです。と再び来て深刻な相談をされます。自己嫌悪の塊になられている場合も多いです。

この場合も、大体3カ月くらいで治まる場合がほとんどです。


あまり表には出さない感情のため気がつかないこともありますが、出産後は心身共にケアが必要です。こちらで不妊症改善をされる方は、産後もケアするようにお伝えできるのですが、出産してから自分の異変に気が付く人は、漢方を選択肢に加えると更年期障害も軽くて済むことがありますよ。