昨日は啓蟄。暦の上では冬眠している虫たちが目覚めて地上に顔を出す日と言われています。ニュースでも姫路城の松に巻いてある菰を外している映像が流されていました。虫はまだ寒いため寝ていましたけど。
最近は、春らしいキーワードがいくつか入ってきました。
春は、自然界の陽気が立ち始める時。人体の陽気も自然に伴い増えてきます。そのため肝陽も旺盛になり感情のコントロールが必要になってきます。花粉症やアレルギーが多いのもこの時期で、この陽のコントロールをすることでも症状が少し和らいだりするものです。この時期だけでなく通年の養生がお勧めです。また、陽気が表に出てくることで体表の代謝も良くなり体表の毛細血管の血流量が増え内に有った血液がそちらに流れるため脳の血液量が少なくなり眠くなるとも言われています。
飲食・精神調養を怠らないことが春をうまく乗り切る手段ですね。