日差しは春に近づき、日照時間はのびてきましたね。
2月4日は立春。春の立つ時。
季節は寒い時でも、もう春は来ています。桜も蕾を付けていますよ。
これからの時期に不調が起こるという自覚のある方も多いでしょう。
春の気は風。普段は人体に入り込むことはないのですが、人体の虚に乗じて入り込めば風邪に変わります。
風邪は陽邪。動き回ります。
代表的なものに風疹・麻疹などと言われますが、実際はそれよりも原因が分からない不調に悩まされる人のほうが多いです。
病院に行けば『自律神経失調症』などと言われる方もいらっしゃいます。
人間も自然の一部なので風の気を受けると影響される人があります。
もちろん虚に乗じているのです。
症状として出やすいのは、のぼせ・ホテリ・皮膚の赤味・歩いていると宙に浮いた感じがする・後頭部の窪みが痛い・花粉症・精神不安など人によって様々です。
その虚は、冬に陰血を補うことをしなかった人に多く現れます。
陰血を補うことは春以降に起こる自然現象に打ち勝つベースを補うことです。
まだ、春が始まるまで少し時間があります。春が始まってから少し経ってからでもまだ、間に合います。
酷い症状が出る前に、貝類をたくさん食べて補陰してください。
症状が出てからお困りの場合は、ご相談くださいね。
