更年期障害の漢方

ここ数カ月で更年期障害の漢方をお求めになられる方が増えています。

できれば事前予約をお願いいたします。

 

病院で更年期障害といってもらった薬が効かない。

という内容がほとんどです。

なぜか?みんな『加味逍遥散』をもらっています。

なぜこれが処方されたの?という方がほとんどです。

これは肝脾不和に対応する漢方薬です。

肝脾不和でない症状には効果は出ません。

 

関節痛には・・・  とうてい効くわけないです。

 

更年期障害の漢方の考え方は

加齢による物質の不足。

いわゆる腎虚に伴う症状がでます。

漢方では女性は7の倍数の年齢で年を取る

などともいわれます。

この最後の49歳が天癸衰退。

個人差はありますが更年期障害の起こりやすい年齢です。

 

腎虚なので補腎すればよい。

というのは予防の段階で、

症状が出てしまっている場合は、

症状へのアプローチも大切です。

 

関節痛があれば補肝腎。

血虚があれば補血。

瘀血があれば化瘀血。

イライラして胃腸症状があれば疏肝理気。

など。

症状に対してもその方の体質に合った漢方を選べば

早くに楽になれるでしょう。

 

ご自分でいろいろと試してみたけれど、ぜんぜんダメ。。。

という方もあります。

試した時間とお金も結構かかった。。

なんてケースも。

 

漢方専門店は、健康保険の対象外ですが

正しい知識を持っています。

苦しむ時間が長くならないように、早い段階で頼るのが良いと思います。

早く改善すればトータルコストはお安いかも???