気象病(台風)

今年の9月は台風と秋雨前線の影響がありました。

人の体も同じく、弱い人には影響します。

自然の中で生きているので自然現象に反応して当たり前です。

 

台風は暑い空気が湿気を伴い雲となり発達します。

中医学では『湿』『熱』の混合体です。

『湿熱』と言います。

人に悪く影響すると『湿熱邪』になります。

 

もともと『湿熱体質』の方は、このような気候が続くと体に熱と湿が溜まり何らかの症状が出ます。

特に炎症や痒み、胃腸障害が多くみられます。

 

この時期は、お客さまからも、どうしたらよいでしょう?とメールが届くことも増えます。

胃腸症状が出る時は生姜湯をのんでください。

痒みが出る時は、汗をかいてください。

トイレの回数が減る時は尿意がなくても1時間に1回はトイレに行ってください。

と返答します。

 

辛い季節ですが、台風が過ぎ去るまで少し我慢も必要かもしれませんね。

来年の梅雨時期にはこんな悩みが出ないように、前向きに頑張ってください。