これもまた、漢方独特の結果なのかもしれません。
体質改善のため漢方薬を飲み始め、その時の体質の変化によって少しづつ漢方薬を変えていき、2年たつころに『このたび結婚しました』と報告を受けました。
彼女は、妊娠希望で漢方を始めたわけではなく季節や環境に対して太りにくくするために来店されていました。
根気よく頑張って毎日飲み続けた甲斐あり、リバウンドは少なくご結婚されたころから低体温をなんとかしたいとおっしゃられました。
低体温症の人が最近多いのですが、それなりにコストがかかるため途中で投げ出す方も少なくないのですが、ここでも彼女は頑張りました。
結婚後、すぐの同居はできなかったそうですが同居生活を始められて1か月ご家族より喜びのお電話を頂きました。
ただ、気を抜けないのはこれからです。もともと持っている低体温をいかにコントロールし続けるか。(高温期を維持するか。)
出産と同時にまた良い方に体質も変わると願っています。
低体温で妊娠を望まれる方は、そうでない人に比べて時間がかかります。常に35度台を保っている人は、
『なんとかなるよりも何とかする。』
という考え方に切り替える方がよいでしょう。