水道水が刺すような冷たさの気温になると痛みがでやすいのが関節。
関節は一定程度潤っておかないとスムーズに動かないのですが、潤いすぎるとこれも動きにくい。
動かすこと(陽のエネルギー)で無駄な物質を溜めないようにし、潤っていること(陰のエネルギー)で動かしやすくする。
このバランスが、大切です。
どちらかに偏った時に関節内に不要な物質が蓄積し、痛みや動かしにくさの原因になります。
そのひとつ、日本人女性に多いへバーデン結節です。
手の指が変形している高齢女性はよく見かけます。
明らかに関節内に何かが溜まっているのが分かりますね。
先日、こちらのお客様で『水が冷たいと洗い物する時に痛む』とおっしゃられました。
もともと血虚体質なので瘀血もできやすく、そのため関節にも溜まりやすいのでしょう。
ある薬を服用してもらったところ、2週間で痛みは感じなくなり次の2週間は結節が小さくなり始めました。
指輪が通りやすくなりました。
と、物理的にわかるくらいになったそうです。
冬になると、体の運動量が減ります。
同時に、末端も動かす機会が減るので気がつけば『グー』『パー』の動作を繰り返しする習慣をつけ予防するのも大切です。