肌の赤味

春の終わりから夏にかけて肌に赤味が出る方が非常に多く、当薬局にもそのような悩みを抱えた方が来られています。

ある方は、働きかけてから出るようになり一生付き合わなければならないのか・・・と悩む期間も長かったそうです。

赤味だけの場合、出る場所にもよりますが痒みを伴わない場合は体に溜まっている悪い熱を抜いてあげるようにすれば徐々に引いていくことが多いです。

また、痒みを伴う場合は無駄な水分と熱が体に溜まっていることが多く、特に皮膚の内側に留まっていることがあります。

いずれにしても、赤味を消すだけならば長期間かからないことのほうが多いのですが、再発しにくい体を作るのには時間がかかります。

私はいつよくなりますか?

とおっしゃる方がいらっしゃいますが人により生活が異なるので、症状に合った理想に近い生活をしていれば赤味を消すだけなら長期に渡ることはありませんとお答えする以外ありません。

 

また、皮膚の症状に対しては塗り薬と固定観念を持たれている方が多いようです。

こちらの薬局では、塗り薬はほとんどお渡しすることがありません。

外的要素による皮膚病であれば皮膚表面の数mmのところの作用で治ることが多いので軽症であれば塗り薬で十分だと思われます。

しかし、そうでない場合は体の内側から作用させていく方法が有効です。

 漢方薬は、それが可能です。