三九補一冬、来年無病痛

日々気温が下がり一桁台の朝を迎える日が続くようになりました

 

さて、三九は日数のこと。補一冬は字のごとし。

中国では冬至より9日間をひとつの小節として数え その3番目までが最も寒い時期(一番陰の強い時期)ととらえられている。一九、二九・・・・・と歌もありました。

私にはわかりづらい歌でした。

補に関しては、陰陽五行学説から発達した進補の考え方ですね。

冬は陰の季節。体の中での陰はエネルギー物質。車に例えるとガソリン。

反対に陽は陰のエネルギーを使える形にするエネルギーと考えると分かりやすいです。つまり、ガソリンを目に見えない形に変えて車を動かす。

実際には、こんなに単純なものではありませんが・・・

 

本題に戻ると、冬の陰が強い季節に体の陰を蓄え、春になり陽気が出始める季節に備えると陰が豊富であれば陽も活動しやすく、コントロールもしやすい。それをもとに1年を健康に過ごすのが養生の進補の意味ですね。

冬はたくさん食べて、たくさん寝て。動き回らないのが自然の法則。

少し太って夏に痩せてください。