啓蟄

3月5日あたりからの2週間

地中に冬眠していた生き物が

温かさを感じ土から顔を出す季節

といわれます。

実際には虫たちはまだ眠っています

気温変化の激しい時期です 

“啓蟄の養生は補陰潜陽”

冬に蓄えた陰を上手に使いましょう

 

  食養は養肝が原則です。

タンパク質・ビタミンを含む

食品をたっぷりと、

動物性脂肪を少なめにします。

消化能力に個人差があるので

一度にたくさん食べられない人は、

少量を何度かに分けてください。

しっかりと栄養を取り込むこと

が大切です。

新鮮な果物も有効です。

 

鴨の血は栄養豊富、貧血に良いです。

なかなか手に入らないので

鴨肉や鶏レバーで代用しましょう。

補肝に最適です。

 

ほうれん草

滋陰潤燥し、舒肝養血します。

 

スープにほうれん草と赤身の血肉を

加えると簡単に養肝できます。

 

清理肝胆邪火の食品で解毒しましょう

アロエ・山芋・ハスの種など


薄着はまだ先

 

気温変化が頻繁にあり春寒があるため

 “春悟”(春は厚着する)

特に高齢者は注意が必要です

寒暖差に合わせて調節してください

花粉症にも気をつけて