心の栄養-正倉院展

秋は美術展が多くありますね。

正倉院展もその一つですが、ほかの展示に比べて期間が短いのでなかなか行けずにいました。

今年は、ようやく行けました。

 

何年か前に奈良のお客様に日曜の閉館時間前が人が少ないと教えてもらったのです。

私は土曜の夕方5時半に行きました。

待ち時間15分と書いてありましたが、立ち止まることなく7分くらいでスイスイ入れました。

展示品周りの人もメインの出陳の展示前以外は空いており、間近で素晴らしいお宝をみることができました。

 

正倉院といえば唐からもたらされた生薬ももちろん保存してありますのでそれらも見れることを期待していたのですが、残念ながら今回の出陳には入っていませんでした。

しかし、驚いたのが戸籍や借金、金利、お経の貸し出しなどを記帳した帳簿が出陳してありその中に正倉院の薬物を売買した帳簿もありました。

困っている人にはきちんと分けていたということですね。

とても豊かな時代だったことに品物だけでなく帳簿からもすぐにわかりました。

 

今回は混雑を避けるために夕方に行って見て帰るだけでしたが、またの機会に大仏様も拝みに行きたいと思います。

 

皆様も是非、心の栄養をもらいに行ってみてください。