最近マインドフルネス、瞑想という言葉が多いなと思っていました。
具体的に知る機会がありました。
東洋医学に通じるところが多く、『気』の概念を強調しているように思いました。
しかしそれだけではないのが、現代的で現実的だと思います。
ストレスの発散を気の流れを整えていくのが漢方薬や鍼灸だとするとそれに思考を組み込み自分自身の感情を明確化して感情を冷静にコントロールするという作業を組み込むわけです。
確かに、漢方薬やお灸で感じるのは体が楽になったと同時に気持ちが落ち着いたというだけのものです。いわゆる感覚だけです。
それを、自分の思考でいまどのような状態かを把握すると、頭が認識をするので次の行動を考えやすいものにできます。
冷静に行動できる人はハプニングをうまく乗り越えられますが、動揺してしまうと思わぬ方向へと発展することがあります。
うまくやりきるためのためのトレーニングのようです。
ストレスを減らすにはどうすればよいですか?
とのご質問もよくありますが、ストレスと思うのは自分が向き合わずに避けて通りたい物事に直面した時に感じることであると思います。
自身の心を強くするとストレスと感じないこともたくさんあります。
養生学の中にお昼寝を15分くらい座った姿勢でする。と書いてあります。
これも、完全に寝てしまうのではなく薄い意識の中で呼吸を整え気持ちを落ち着かせることができるので、午後のお仕事に集中する前にはとても良いことだと思います。
本格的にやるのがむつかしい方は、このような方法から入り込むのもよろしいかと思います。
自身の感情コントロールをすることで周囲のストレス源から自分を守ってあげてみてはいかがでしょうか?