肘・膝裏の痒みと夏

日本の高温多湿な気候にも関連します。

夏になると、肘・膝を中心に手足に皮膚の異常が出てくる方が増えてきます。

 

中医学で言うところの脾胃が暑邪にやられている状態です。

暑邪とは、湿熱です。

特に湿が強いと『湿困脾胃』と言い、余分な水分が多すぎて胃腸の動きをにぶくします。

胃腸の働きが悪くなるために、余分な水分は皮膚にあふれ熱と結合し痒みを引き起こします。

特に出やすい場所が、肘や膝です。

 

暑くなっても、冷たい飲食の過剰摂取は控えましょう。

また、夏野菜を摂取してしっかりと体の水分コントロールをしてください。