ワイン 痒み 実熱

冷え込んだりあたたかくなったり、インフルエンザや風邪も流行っているようですね。今回のキーワード、実は2個を組み合わせました。

ワイン痒み と 実熱 です。

ワインを飲んで痒みが出るのは、湿熱が多く関係します。

もともと水分代謝の悪い方は体の中に悪い水分がたまりやすくこれを

湿と呼びます。季節や感情や飲食などの熱が内にこもると湿と一緒になり悪さを起こします。(反対に寒の場合もあります。)人により現れ方は様々ですが、痒みが出るということは消化器官で代謝しきれなかった湿熱が皮膚にあふれ出たのでしょうね。なぜ実熱?ということですが、実際に発熱があれば目に見えてわかるのですが、この場合はすべてが実熱ではないのです。目には見えない体の中にある物質が存在する場合の熱を実熱。あるべきものが不足する場合の熱を虚熱といいます。この場合、見えないですが湿熱という物質が存在するため虚実で言うと実になります。

そして痒みですが、ワインは食物の中でも熱性を帯びるため寒性ではないので湿熱による痒みだということになるのです。

お酒による湿熱は主に下焦湿熱が多く、陰部の痒み・尿が濃い・水虫などの症状が出やすいです。

痒み止でなかなか治らない場合漢方は有効です。